コロナ重症化に関与するHLA遺伝子型を発見
コロナ重症化に関与するHLA遺伝子型を発見 日本人患者209例を対象とした解析
https://medical-tribune.co.jp/news/articles/?blogid=7&entryid=564211
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感染に対する免疫応答において重要な役割を担うヒト白血球抗原(HLA)は、肺結核などの呼吸器感染症との関連は報告されているが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については十分に研究されていない。
横浜市立大学大学院呼吸器病学教室の田中克志氏らは、日本人COVID-19患者209例を対象に遺伝子解析を実施。
COVID-19の重症度と有意な相関を示す2つのHLA遺伝子型を発見したと、HLA(2024; 104: e15609)に発表した。
結論;
・HLA-DQA1*01:03とHLA-DQB1*06:01のHLA遺伝子型がCOVID-19の重症化に関与することが示唆された。
・今回の研究結果がCOVID-19の重症化リスクを予測するためのバイオマーカーとなり、予防や治療戦略の確立に寄与することが期待される。
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