2024年7月22日月曜日

前頭側頭型認知症

「前頭側頭型認知症」

https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/episode/te/NGPN7YGLL2/

「きょうの健康」2016.4.20


前頭側頭型認知症は、脳の前頭葉や側頭葉が萎縮していくことで起こる。

店頭の物を勝手に持って行く、毎日同じ料理を食べるなど特徴的な症状が多い。

50~60代で発症しやすく、65歳未満で起こる若年性認知症の主な原因の1つとなっている。

アルツハイマー病と違って薬は補助的な効果にとどまるが、家族など周囲の人の接し方によって行動をうまくコントロールすることが可能。


*早期発見に役立つ症状チェック(初期に特徴的な症状が現れる)

①「利き手」「長所」など知っているはずの言葉を聞いても意味がわからない

②知人や友人の顔を見ても誰かわからない

③店頭や人の家の庭先にあるものを勝手に持っていく

④一時停止違反や信号無視など交通違反を繰り返す

⑤毎日のように急に出かける

⑥甘いものが過剰に好きになる、毎日同じ料理を食べる、食べ物をあればあるだけ食べる


①②が側頭葉から萎縮する「側頭型」の症状で、③④⑤が前頭葉から萎縮する「前頭型」の症状、⑥はどちらが萎縮しても起こる症状。


この6つの項目のうち、1つでも当てはまれば、前頭側頭型認知症が疑われる。


前頭側頭型認知症の症状の特徴

・言葉がわからない  - 左側頭葉の萎縮による症状 -

・人物がわからない  - 右側頭葉の萎縮による症状 -

・気ままに見える行動 - 前頭葉の萎縮による症状 -

・同じ行動を繰り返す - 前頭型、側頭型に共通する症状 -




前頭側頭型認知症

https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/ninchishou/zentou-sokutou.html

(公益財団法人「長寿科学振興財団」が運営しているウェブサイト)

脳の中で、前頭葉は「人格・社会性・言語」を、側頭葉は「記憶・聴覚・言語」を主につかさどっています。


そのため、前頭側頭葉型認知症を発症すると、これらが正常に機能しなくなることにより、下記のような特徴的な症状が表れます。

・社会性の欠如

・抑制が効かなくなる

・同じことを繰り返す

・感情の鈍麻

・自発性な言葉の低下

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