レストレスレッグス症候群
レストレスレッグス症候群
レストレスレッグス症候群(restless legs syndrome:RLS)は、夕方から夜間にかけて脚を動かさずにはいられない強い衝動が生じ、安静不動時に悪化し、運動動作にて改善がみられる特徴的な異常感覚が出現し、これが原因で不眠を来す睡眠関連運動障害である。本症では周期性四(下)肢運動(PLM)を高率に併存する。
RLSは、むずむず脚症候群(日本睡眠学会)、下肢静止不能症候群(日本神経学会)、Willis-Ekbom病とも呼称される。
RLS の誘因には、妊娠、鉄欠乏、末期腎不全(透析)などがあり、RLS 症状を誘発・増悪させる薬物には、抗ヒスタミン薬、ドパミン受容体拮抗薬、抗うつ薬などがある。
引用・一部改変
日医雑誌 第153巻・第5号 2024.8
版権 日本医師会
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